私の会社は1月決算であり、当期としては12月と令和6年1月の2か月を残すところである。しかし、来期の予算を立案する前に車両資産の導入についてはディーラーに発注をかけてから納期が長いこともあり、役員会で来期の導入計画を立案するしなければならない。
投資とは
そもそも投資とは会社の存続に必要不可欠な種まきであり、種をまかない事には芽がでないのも必然である。投資については大まかに分類すると『人・物・時間』があげられる。

colton「『人・物・時間』どれも大事なんだね」
「じゃあ、全部揃えたらいいんじゃない?」
たしかに両方望むレベルで用意できたらいいけど、人を育てるのも、物を揃えるのも、『時間とお金』がかかるんだよね。
特に用意するのに時間がかかる昨今では、予算を立案する段階において長期的視点に立って、人のコスト・物のコストを組み込むことが大切なんだ。
少し前までは「物はお金を出せばすぐ用意できるが、人はそうではない!」なんて言われていたが、今では「物はお金をだして発注をしても納期が長く、人は来そうにもない!!」のが現状である。
それ故、資金力のある大手企業では『人・物』それに踏まえ『時間』まで賄える『M&A』が主流となってしまっている。
(このM&Aは社内に、人を育てるノウハウが乏しくなるので良い事ばかりとは言えないが…)
物の投資を考えてみる

colton「とりあえず、さっき言ってた車両(物)の導入について考えてみようよ」
買った金額を経費に計上できたら、利益を少なくできて税金も減るけど、そんなことは出来ないませんよ。10万以上20万未満なら3年での一括償却・20万円以上なら資産への計上が基本です。
そして決められた範囲内での経費計上しかできませんよ。

colton「じゃあ、お金をつかって高い物を購入して、仕事に使っても経費にできないなら、節約した方がいいジャん!」
節約は大事だけど、その買った『物』が壊れるまで利益を生み続けられるんでしょ。だから法律でその買った『物』が大体どれ位もつのか耐用年数を決めてあるので(法定耐用年数)その期間で少しずつ経費を計上していくんだね。
ちなみに今回の事業用車両(トラック)の場合は、4年の耐用年数が決められているので購入した金額に償却率をかけて一年目の月数で経費に月々計上していくんだね。
ちなみに、償却率は現在200%償却なので 『1÷4年×2.00倍 =0.5』 と なっており、1年目では 0.5をかける。つまり1年目で経費計上は半分しかできませんよ。

colton「なんだ、半分は経費にしても計上できるなら、問題ないジャん!」
いや、月割りだからその期の頭(期首)から導入してれば半額丸々経費計上できるが、その期中の最後の1か月目で購入しても、1か月分しか計上できないので、ほとんどの経費が来期に回ってしまうよ。
また注意するのは、払ったお金がすべて経費とはならない。『使ったお金 ≠ 経費』である点に注意が必要だね。お金は減っているのに、経費が満額では計上できない→利益が増えてしまう→税金が多く取られる→税金を払うお金が必要!! 用意できるなら良いがそうでないなら、借りなければならない。
投資とは『長期的視点に立って、利益・資金・投資効率』を考え必要かどうかをじっくり考えないといけない。


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